2006年 01月 01日
Crash Down No. 30 ~10~ |
年内完結を宣言しておきながら、30分ばかし遅れてしまいました。申し訳ない。
こいつを書き始めたのは、本当に単なる暇つぶしで、なんとなく付けた題名が「Crash Down No. 30」。
適当に書き進めていって、主人公の名前を書くところでなーんとなく「にご」が思い浮かんだからさあ大変。
闇に溶ける黒い服の殺し屋を、闇にかすむ事のない赤い服の殺し屋にし、もちろん名前は宇想。じゃー、にごの相棒に電を持ってこよう。と。
第一話を書き終えた後、じっくり読み返すと、
一、「こいつは渡せねぇ!!」ってにごが言ってる=にごが持ってる=携帯できる。
一、「逃げられると思うなよ、にご」ってうーさんが言ってる=にごとうーさんは知り合い。
一、相棒なのになんで電は後からやってくるのか=一旦敵の手に落ちて、慌ててやってきたから。
一、そもそも二人はなぜCrash Down No. 30を手に入れる必要があったのか=ボスの命令で。
という風に、第一話を読むだけでほぼ全ての設定が完成してしまったのでした。
よく「話は起承転結の結から作れ」という話が出るけど本当だなぁ、と感心したほど、あっさりと物語は完結してしまったのです。偉大なり先人の声。
んで、書き始める前にいくつかルールを決めときました。
一、作者であるエンブリオは出ない。出るけど、エンブリオっぽいなぁ、と思わせるくらいで明示しない。(これはヒッチコックの映画で有名なカメオ出演を意識しました。うーさん大正解)
一、登場人物は自分がリンクしているサイトの管理人さん、初回登場時にはスタッフロールとしてリンクを張る。
他にも「自分は毎回出る」とか「死人を出さない」とか、まぁ色々考えながら実行してたんですが、話の都合でそれらを破ってしまい、結局実行できたのは二つだけでした。
話の作り自体も、映画の予告編みたいに、断片的なエピソードを削ってつなげて、なんとなくストーリーを想像させる感じにしよう。そっちの方がキャラが立つし、読みやすいし、と思っていたのに、書き出すとなかなかとまらず結局くどくどと書くことになり……。
本当はこのCrash Down No. 30をエンブリオの遺稿にしようと考えていました。引退宣言として、今までお世話になった方への感謝を込めて物語を作ってみよう、と。
だからこそ「死人を出さない」(死ぬのは自分だけで十分です)という目標を掲げていたんですけど、書いているうちに「これを遺稿にするのは恥ずかしいな」という思いが出てきました。
文章は拙いし、想像力は貧困で、描写は荒い。今まで恥ずかしい物を残してきたから、最後の作品できれいに洗って去るつもりなのに、肝心の文章がこれでは去りたくても。
というわけで、これからもお目汚しの駄文を書くことになると思いますので、もしお時間余り過ぎて何か眠たい文章でも読んでないと一生分の退屈を使い果たしそうだ、という時にでも、お付き合いいただければ幸いです。
今回の作品にコメントを下さった方々に、最大の感謝を込めて。
こいつを書き始めたのは、本当に単なる暇つぶしで、なんとなく付けた題名が「Crash Down No. 30」。
適当に書き進めていって、主人公の名前を書くところでなーんとなく「にご」が思い浮かんだからさあ大変。
闇に溶ける黒い服の殺し屋を、闇にかすむ事のない赤い服の殺し屋にし、もちろん名前は宇想。じゃー、にごの相棒に電を持ってこよう。と。
第一話を書き終えた後、じっくり読み返すと、
一、「こいつは渡せねぇ!!」ってにごが言ってる=にごが持ってる=携帯できる。
一、「逃げられると思うなよ、にご」ってうーさんが言ってる=にごとうーさんは知り合い。
一、相棒なのになんで電は後からやってくるのか=一旦敵の手に落ちて、慌ててやってきたから。
一、そもそも二人はなぜCrash Down No. 30を手に入れる必要があったのか=ボスの命令で。
という風に、第一話を読むだけでほぼ全ての設定が完成してしまったのでした。
よく「話は起承転結の結から作れ」という話が出るけど本当だなぁ、と感心したほど、あっさりと物語は完結してしまったのです。偉大なり先人の声。
んで、書き始める前にいくつかルールを決めときました。
一、作者であるエンブリオは出ない。出るけど、エンブリオっぽいなぁ、と思わせるくらいで明示しない。(これはヒッチコックの映画で有名なカメオ出演を意識しました。うーさん大正解)
一、登場人物は自分がリンクしているサイトの管理人さん、初回登場時にはスタッフロールとしてリンクを張る。
他にも「自分は毎回出る」とか「死人を出さない」とか、まぁ色々考えながら実行してたんですが、話の都合でそれらを破ってしまい、結局実行できたのは二つだけでした。
話の作り自体も、映画の予告編みたいに、断片的なエピソードを削ってつなげて、なんとなくストーリーを想像させる感じにしよう。そっちの方がキャラが立つし、読みやすいし、と思っていたのに、書き出すとなかなかとまらず結局くどくどと書くことになり……。
本当はこのCrash Down No. 30をエンブリオの遺稿にしようと考えていました。引退宣言として、今までお世話になった方への感謝を込めて物語を作ってみよう、と。
だからこそ「死人を出さない」(死ぬのは自分だけで十分です)という目標を掲げていたんですけど、書いているうちに「これを遺稿にするのは恥ずかしいな」という思いが出てきました。
文章は拙いし、想像力は貧困で、描写は荒い。今まで恥ずかしい物を残してきたから、最後の作品できれいに洗って去るつもりなのに、肝心の文章がこれでは去りたくても。
というわけで、これからもお目汚しの駄文を書くことになると思いますので、もしお時間余り過ぎて何か眠たい文章でも読んでないと一生分の退屈を使い果たしそうだ、という時にでも、お付き合いいただければ幸いです。
今回の作品にコメントを下さった方々に、最大の感謝を込めて。
by embryo_3
| 2006-01-01 01:11
| CD30