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カテゴリ:語り( 14 )

  • ―――金正日将軍、万歳!
    [ 2006-07 -24 13:03 ]
  • ―――空気を読むんだ
    [ 2006-06 -14 21:03 ]
  • ―――科学しすぎて頭が痛い。
    [ 2006-03 -04 17:34 ]
  • ―――科学すること
    [ 2006-03 -04 15:54 ]
  • ―――やるべき事があるだろう。
    [ 2006-03 -02 02:48 ]
  • ―――みなさんは思いつきで行動しましょう。
    [ 2006-02 -17 03:12 ]
  • ―――何事も。
    [ 2006-02 -12 21:16 ]
  • ―――青い人
    [ 2006-02 -05 15:53 ]
  • ―――The ring of a king's bone
    [ 2006-02 -04 05:02 ]
  • ―――頭韻という韻
    [ 2006-01 -30 09:58 ]
  • 11日―――腕時計のもつアクセサリー性について。
    [ 2005-02 -11 10:33 ]
  • 思いついたのでいっておきたいこと
    [ 2005-01 -08 02:37 ]
  • 6日
    [ 2004-11 -06 13:04 ]
  • 17日
    [ 2004-10 -17 20:26 ]
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2006年 07月 24日

―――金正日将軍、万歳!

 偉大なる我らの太陽、金正日将軍の御言葉は、ニュースキャスターが伝える。
 栄光ある北朝鮮はその御言葉によって動かされているのである。

 畏れ多き我らの神、天皇陛下の御言葉は、富田朝彦元宮内庁長官のメモが伝える。
 栄光ある日本国はその御言葉によって動かされているのである。


 天皇が神から人になったのはもう何年前であろうか。

 その意味を理解した者達が死に絶え、その言葉を聞いたほとんどの人間が天皇よりも歳を取ろうかという時代になってまだ、我らの意識下において天皇が神であるかのような錯覚を堅持しているという事実はまさに驚きである。
 我々は民主主義の法治国家に生きている人間であり、決して馬鹿げた神話に生かされている使徒ではないのだ。

 彼らは政治に関与しない事で存続を許されている。その彼らがどのような思惑を持っていたかを示して世論を動かそうなどと考える人間の頭の中には、今でも大日本帝国の日章旗が翻っているに違いない。


 今回の件に限らず昨今、右傾化した思想がもてはやされるようになってきている。あの時に国民が反省し、倒壊に感謝した軍国主義をなぜ今復権させようというのか。「流行は繰り返すものだ」などと言う服飾批評家のように、「国の舵取りは繰り返すものだ」などと笑っているのが正しい事であろうか。
 カチューシャが可愛いなどと誰も彼もが「レトロ新しい」格好をするように、「天皇陛下に仕える事がかっこいい」などと誰も彼もが頭のネジを吹き飛ばされてしまった時代を想像してもらいたい。

 親を殺され、恋人を殺し、後悔と懺悔を思い起こさなければ初めて「戦争が正しい」と言え。
 殴られた記憶もないくせに殴る事に憧れを覚えるな。人を殴ると骨が鳴る。骨音は戦慄となって背筋を駆ける。そんな事も想像できない軟弱な者達がどうして人を殺せるのか。
 敵に照準を合わせるとき、敵もお前に照準を合わせているのだ。ニーチェの時代から分かりきった事を今なお繰り返そうとする愚を知るがいい。

 自分を持てない人間が増えているという。持てない自我なら捨ててしまえるとでも言うつもりだろうか。捨てて神の言葉だけを聞けとでも。
 カルト宗教に没入している人を愚かな目で見るように自らを見られない、哀れな人が増えている。
▲ by embryo_3 | 2006-07-24 13:03 | 語り
2006年 06月 14日

―――空気を読むんだ

 夫婦の寝室は絶対に別にする。

 これが俺のポリシーである。俺は自分が寝るのを邪魔されるのがすごく嫌いなのである。おそらくお腹が空いている時に面倒な事を片付けようとするよりも眠い時のそれの方が遥かにイライラする。経験的にそう思う。
 だから寝室は別である。起きるのも寝るのも自由にさせてくれ。セックスが必要な時には夜這いに行けばいいじゃないか。

 俺は寝室で俺のやりたい事をやっている。残った仕事を片付けたり、眉の手入れをしたりしているかも知れない。あなたにも寝室があって、そこで化粧をしようが鼻毛を抜こうがそれはあなたの自由だ。そしてある夜のひと時を君の部屋で過ごす。それは甘美なひと時だ。

 翌朝、俺は外に仕事にいき、あなたは家で仕事をする。その二つの分業は、家庭というパッケージに入っている。

 俺は人生で俺のやりたい事をやっている。飯を食ったりゲームをしたり、風呂に入っているかも知れない。あなたにも人生があって、そこで学校に行ったり家の手伝いをしたり友達と遊びにいったりする、それはあなたの自由だ。そしてあるひと時をあなたと過ごす。それは甘美なひと時だ。

 翌朝、俺は自分の人生に戻り、あなたも自分の人生に戻る。その二つの人生は、恋愛というパッケージに入っている。

ながーいお説教を聞く
▲ by embryo_3 | 2006-06-14 21:03 | 語り
2006年 03月 04日

―――科学しすぎて頭が痛い。

 観客をおいてけぼりにするな、とは言ったけど、わざと疑問というストレスを与えておいて、種明かしによってカタルシス(ストレスからの解放)を与えるのは常套手段なのです。

 噺家の桂枝雀は緊張と緩和の連続(疑問と種明かしの連続)によって笑い(快楽)が起こると考えた。
 エンターテイナーの考える事はみな同じなのである。

 桂枝雀による4分類

 ドンデン
 …物事の展開がいったん落ち着きや一致を見せることによって観客の心理が一度安定に傾き、その後に意外な展開になって不安定な方向に振れることで、落差により笑いが起きる。
例)愛宕山
 高い崖を降りて崖下の小判を拾ったが、今度は高すぎて帰れなくなる。そこで着物を破ってロープにし、竹のしなりを利用して上まで飛び上がる。めでたしめでたし。
「小判はどうした」
「ああ、下に忘れてきた」
 最初は金を拾う目的で降りたのに途中で崖を上がる話に摩り替わる。金を拾うことは忘れ去られ、崖を上がれたという安堵の後、金を拾う目的を思い出し笑いが起きる。

謎解き
 …物事の展開が観客にとっての謎を生むことで心理が不安定に傾き、その後に謎が解決して安定することで笑いが起きる。
 例)三年目
 死に際の女房に後妻をもらわないと誓った男が、強く勧められて結局後妻をもらってしまう。先妻に操を立てていたがやがて子供も生まれ、三年目の命日にやっと先妻の幽霊が現れる。
「恨みがあるなら、どうしてもっと早く出ない」
「死んだ時に剃られた髪が伸びるのを待っておりました」
 幽霊が三年目に現れたのがミソ。「どうして?」という疑問が解決される事により笑いが起きる。
 この場合も最初の操を立てている状況が忘れ去られている。

へん
 …通常の状態からいきなり物事が不安定な方向に逸脱してしまう作用によって笑いが起きる。
 例)厩火事
 厩が焼けて主人が大事にしていた馬が死んでしまっても、主人は家の者を心配するだけで馬についてはお咎めなしだった、という話を聞いた女が自分のヒモを試すためにヒモの目の前で高価な茶碗を割る。
 女の体を気遣う男に
「あんた、やっぱり私を愛してくれてるんだね」
「お前が怪我したら遊んで暮らせないからな」
 ありそうな話の後で、落ちが来る。最初はヒモにもいいところはあるんだよ、という話に見せかけておいて、やっぱりヒモはヒモだった、という話。

合わせ
 …二つの異なる物事が合致してしまう安定化の作用によって笑いが起きる。
 例)死ぬなら今
 地獄の沙汰も金次第、と信じるケチ親子のおかげで閻魔大王とその配下が偽金を掴まされて逮捕される。怖い鬼はいませんから、死ぬなら今ですよ
 死ぬのは怖い、誰でも回避したいという目的が忘れられ、死ぬなら今ですよ、という文句に納得してしまい、笑いが起きる。


 笑い、つまり快楽は本末転倒に本質があるというわけだ。
 話の本筋が瑣末なエピソードにとって変わられ、笑いが起きる。(ドンデン・謎解き)
 話の本筋が常識的には間違いであるがゆえに、笑いが起きる。(ヘン・合わせ)

 ロールプレイングゲームではボスを倒すという本筋にお遣いミッションやラブコメなどの要素が交わっている。
 その緩和のエピソードからボスを倒すという緊張の本筋に戻ったときに、人は快楽を知るのではないだろうか。


 FF5のビッグブリッジの死闘、は見事な作品である。

 最初は特徴の無いアルペジオ。
 これはにらみ合いを表している。

 次に小刻みな旋律。
 兵士達が小競り合いを始めたところ。

 徐々に音階が上がり、浪々と歌い上げる場面。
 戦闘が白熱して来た場面。

 徐々に音階が下がり、重厚な結末。
 ちゃーら、ちゃーら、ちゃーら、だあらんっ、の「だあらんっ」に全てがこめられてるね。

 見事に起承転結が付いている。
 これがドラマというものだ。
▲ by embryo_3 | 2006-03-04 17:34 | 語り
2006年 03月 04日

―――科学すること

 物を書くというのは1つのエンターテイメントだ。
 物を書く以上、誰かに読んでもらいたい。あるいは読ませる物を書きたいと思うだろう。そのためにはエンターテイメントでなければ興味を持ってもらえないといった方が正しいだろうか。

 エンターテイメントを科学する必要がある。
 なぜならエンターテイメントとは何かを分からずして、エンターテイメントを表現することは出来ないからだ。

 日本の芸能の1つである能は、今から600年ほど前に完成した。能を大成させた観阿弥は、その要件となる言葉を口伝で多く残している。

 申楽(能)の要件

 ・新しいこと
 ・珍しいこと
 ・面白いこと

 こられはよく「新珍楽」という言葉で表される。そしてそれらはどれも似たような視点である事がわかる。
 なぜなら、

 ・新しいものは珍しく、面白い。(あまり見たことが無くて、興味をそそる)
 ・珍しいものは新しく、面白い。(今までに見たことが無くて、興味をそそる)
 ・面白いものは珍しいか、新しい。(あまり見たことが無いか、今までに見たことが無い)

 つまり「新珍楽」は「人をそそるもの」、「快楽」である。
 エンターテイメントとは快楽で無くてはいけないのである。

 その他にも

 ・本説正しきこと(理屈が通っていること)

 がある。
 既存の法則や原理を全く無視した作品を作るなという訳ではない。観客を置いてけぼりにする作品はダメだという事だ。
 作品を通して正しいとされる理屈が曲げられると、観客は疑問を持つ。疑問は観客を作品の世界から現実の世界に引き戻す。
 エンターテイメントは没頭させてこそエンターテイメントなのである。

 能において最も重要なのが

 ・花

 である。

 この解釈が本当に難しい。
 「風姿花伝」によれば
花は、見る人の心に珍しきが花なり
 とある。
 見る人が珍しいと思うものが花。だそうだ。珍しいとは快楽である。つまり「人に快楽を与えるもの」が花、新珍楽の集大成だと考えられる。
 花のために、稽古によって出し物の種類や数を増やせ。場に沿った出し物を演じる術を身に付けろ。新珍楽を取り入れろ、と伝える。
 華やかさ、一種のカリスマや「味」も花であると考えているようで、
 「老いればどんなに頑張っても花が無くなる。この頃無くならない花が真の花といえる」とも書いてある。

 花とは一体何なのか。

 それはテーマだと俺は思う。
 テーマとは自分の主張だ。
 1人の作家の作品を読み続けると、その作家の主張が分かる。例えモチーフにしている舞台やキャラクターが違っても、主張は感じる事が出来る。

 では、観客は常に同じ主張の作品を好むだろうか。
 主張を見失わないという安心感はある。だがそれは何が起こるかわからないという期待感は持たせてくれない。
 わくわく、心の動揺は快楽である。快楽の無い作品はエンターテイメントではない。

 自分という人間の頭の中には確かに無限の引き出しがあるのかも知れないが、実際にテーマを引き出すために使っているのはせいぜい5つくらいだ。
 「テーマ」の引き出しを稽古によって増やし、ニーズに合わせて取り出し、「新珍楽」にて魅せる事が出来れば、それが「味」となる。

 エンターテイメントとは快楽である。しかし、その快楽にはテーマが必要であると俺は考える。



 テーマテーマって言うと堅苦しいけど「どうだお前ら、こういうカッコいいの好きだろ!?」もテーマなんだよな。
▲ by embryo_3 | 2006-03-04 15:54 | 語り
2006年 03月 02日

―――やるべき事があるだろう。

 人はやりたい事よりもやるべき事をやらねばならぬ。

 市民から最も愛されていた警察官が単なるコスプレだったとか、生徒からも親からも信頼されていた熱血教師が教員免許持ってなかったとかがトンデモニュースとして取り上げられる。
 でも、本職よりも演じてるだけの人間が信頼されるのは当然なんだ。

 例えば、

「あなたに警察官の装備一式を貸し出しますので、一週間警察官として生きてください」
 と言われたら、
「よし、じゃあさっそく拳銃で銀行強盗でも」とか「よし、じゃあさっそく証拠品の麻薬を横流しだ」とかはあんまり思わないよね。
「よし、弱い市民を精一杯守るぞ」とか「よし、事件の犯人を絶対に捕まえるぞ」とか思うはずなんだよ。その通りに行動しようとするわな。
 じゃあ警察官に期待を寄せる市民はどうかってーと、当然「市民を守る」とか「悪を倒す」という行動を期待してる。まさか「警察用の拳銃で強盗する」とか「麻薬の横流しで稼ぎを出す」とかは考えてない。

 つまり、周囲の期待と本人の行動が一致してるってこと。
 単なるロールプレイだから本職にあるようなしがらみは一切ない。守りの姿勢に入る必要もない。本職なんかよりも自由に理想を追求出来る。

 自分が思い描いた通りに事が進めば嬉しいのと一緒で、「そういうもん」には「そういう事」をして欲しいと皆思ってるんだよ。
 自由な立場の「そういうもん」が「そういう事」を極限まで表現してくれるなら、人気が集まるのは当然じゃない?

 だから、人はやりたい事よりもやるべき事をやらねばならぬ。
 期待されているように動け。

 もしも、どうしてもその立場で気に入られたければ。
▲ by embryo_3 | 2006-03-02 02:48 | 語り
2006年 02月 17日

―――みなさんは思いつきで行動しましょう。

 強く、逞しく、頼れるリーダー。
 それが俺の理想だった。憧れの存在でいたかった。今もそうだ。

 ところがどうだ。
 あいつは仲間、特に子分を作るのが上手かった。自然と信頼されて大事にされる。こういうのをカリスマというのかと思ったほどだ。
 悔しいもんだぜ。その姿は俺のはずなのに、現実はその逆だ。

 心の半分では勝負を諦めていて、俺とあいつとの状況を代わってやれるなら代わってやりたいとも思っている。
 きっとあいつなら俺よりもうまくやっていくだろう。そして俺よりも高いところまで行くだろう。そう思う。
 あいつは俺には無いものを持っている。俺よりも光るものを持っている。それを活かしてやりたい。

 でも、あいつの手が届かないほどの高みに昇ってやる。そう考えている自分もいる。
 しょうがない。俺はお前にゃ負けたくない。じゃねえと面子が保てねえんだ。なあ、弟よ。
▲ by embryo_3 | 2006-02-17 03:12 | 語り
2006年 02月 12日

―――何事も。

 何事も挑戦である。
 しかしそれは保険を忘れてまでも突き進むという事ではない。

 高台から大河を眺めればその大きさ・流れ・行き着く先を見ることは簡単である。だがその渦中にあってはその全ては勿論、自分が水面を向いているか底を見ているかも分かるまい。

 人生という大河も同じである。現在という高台から過去の流れを振り返り理路整然と捉えることが出来たとて今から先を見ることは出来ないし、今何をすればこの先滝に落ちずに済むか、あるいは大海に流れ去ることを免れるかなどは分かるはずもないのである。

 だからせめて力は溜めておけ。もしも望む流れが寄って来たら、水を掻き分け突き進み己の意思でそれに乗れるように。

 人の流れに逆らって歩くのが難しいように、人生の流れを断ち切るのは困難だ。知らぬ間に流され望まぬ道を望まぬ速度で歩く事もあるだろう。

 だからせめて目を凝らせ。遥か遠くから岸を捉え、少しずつ少しずつ近づけばいい。


 この瞬間から望む岸へたどり着こうともがくお前に、たどり着けるはずが無いとは言えない。
 力を振り絞れ。腕が上がらなくなっても泳ぎ続けろ。たとえ水を飲んでも何も考えずに迷わずに。
▲ by embryo_3 | 2006-02-12 21:16 | 語り
2006年 02月 05日

―――青い人

 しゃべり場にきのした@なぎささんが出てます。だからしゃべり場を見てます。


 ……青いなぁ。
 俺も10代はこんなもんだったんだな。なんかこの2,3年で一気に老けた気がすんなー。


 親は自分が親だって自覚があるってのは自分が親にならないとわかんないんだよな。
 やっぱりねぇ、自分が楽も苦も含めて人生を送ってきた分、子供には少しでも楽な道を歩んで欲しいし、不自由な道を進んできたと思えばこそ、子供には自由に進んで欲しいと思うんだよ。
 何があっても守ってやるって思ってる子供に気を遣われるなんて親にとっちゃ最低だよ。自分が頼りにならないって証明されてるようなもんだから。

 彼女殿が親のことを頭に入れて進路を考えているのを見ると、彼女の両親は心苦しいだろうなあと思う。
 気を遣わせて萎縮させるくらいなら、親のことなんて考えずに生きて欲しいと思うだろうね。俺ならそう思う。

 俺は子供に貧しく卑しい思いをさせたくない。そのためなら自分の誇りを捨ててでも子供の人生を充実させてやりたい。
 
 世の中の親って、そういうもんだろ?
▲ by embryo_3 | 2006-02-05 15:53 | 語り
2006年 02月 04日

―――The ring of a king's bone

 中島美嘉って俺の一個上なんだよなー。

 もっと老けたい。


 来期は民主党が勝つような気がしないでもない。

 小泉さんになりたての頃は「不安定な世の中だから公務員になりましょー」ってCMが多かった気がするんだけど、まあ要するに安定志向で。
 でも小泉さんの政治が進むにつれて「ぼやっとしてると負け組ですよ。戦いましょー」的な流れになっちゃったよね。

 景気が回復してるんだったら戦う必要は無いんだよ、ホントは。希望があるときって人はピースとラブで溢れるもんだ。
「毎月三億円を自由に使う権利が与えられました!」
 こんな手紙をもらったら、1年くらいは自分のために使っても、2年目3年目には1億くらいなら人のために使おうかという気になるんじゃない?

 裕福であるってことは最大の美徳なんだ。みんな優しくなれる。だからこそ、裕福は出来る限り多くの人に与えられなきゃいけない。
 でもみんな戦おうとしてる。この先の希望は指定席で、一番多く蹴落として登りつめた奴だけが座れるってみんな思ってる。
 殺伐としてんのさ。ここから「先」に向かって歩いてんのに。

 「あなた、あと1個バイト増やしたらハイソサエティの人間ですよ」っていわれるのと、「あなた、あと30回宝くじ一等引き当てたらハイソサエティの人間ですよ」っていわれるの、どっちが競争意欲が沸くかってそりゃ前者だ。
 格差ってのは無い方がいいんだよ。あったとしてもバイト1個くらいの小さな差が好ましい。じゃないと働く気が起きないでしょ?

 んで、格差ってのは生まれるとなかなか消えないんだよ。金持ちは絶対に貧乏人に金を落とさないから。
 貧乏人が乞食に全財産を譲渡しないように、金持ちだって金持ちなりの生活があるのよ。

 プロ野球選手が「小学生と触れ合って野球の楽しさを教える」ってイベントばっかりやってたら勝てないでしょ? 練習してないんだから。
 そしたら野球選手として使えないでしょ。使えない選手は戦力外通告されて野球選手じゃなくなる。
 イベントも無くなる。だって野球選手じゃないんだもん。
 それを「野球選手は練習ばっかりで」って文句言っても仕方ないじゃん。練習しないと野球選手でいられないんだから。

 金持ちだって金持ちらしく行動しないと金持ちでいられないんだよ。だから格差って生まれたらなかなか消えないんだよ。


 何が言いたいかって将来が不安なんですよ。
▲ by embryo_3 | 2006-02-04 05:02 | 語り
2006年 01月 30日

―――頭韻という韻

 本文を書くよりもタイトルに悩む。
 スペシャリスト(単能家)かゼネラリスト(万能家)かってのもよく悩みます。

 1個のものを究極に極めてる人と、8割くらいしか極めてないけど何でも出来るよ。って人はどっちがいいのかなぁ、と。
 「芸は身を助く」と「器用貧乏」が真っ先に浮かんで、スペシャリストかなぁ、とか。

 格ゲーやる人で、「このキャラクターしか使えないけど、ほぼ100%勝つよ」って人と、「全キャラ使えるけど勝率8割だね」って人だったら、どっちがすごいのかなぁ。
 8割勝ちの奴の方が最終的には強い気もするんだよなぁ、相手が苦手なキャラ使えば勝てるわけだし。1回負けておいて癖を読んでから別キャラで反撃! みたいなね。
 谷亮子選手が言ってたよ。
 「私は攻略される立場ですから、得意な技も無ければ苦手な技もない選手でなければいけません」
 って。
 スペシャリストにしてゼネラリストであるって事が一番いいんだろうね。つまりそうあるためには世界を獲れるくらいの鍛錬をしないといけないって事なんだよな。無理無理!! ぬるめのお湯で半身浴、くらいで人生送りたいっすわ(笑) 

 単能、万能の対比ってプロとアマの対比に似てるよね、ミヤが言ってたので共感したのは、

 「プロとアマの違いってのはな、アマは気に入らない仕事は投げていいんだよ。プロは自分の嫌な事でも頭を下げてやらせていただきますと言わなきゃいけない。
 プロにはパフォーマンスっていう責任があるんだよ。それで飯を食わせてもらってるなら、気に入らないって投げ出すのは飯を捨ててるって事だ」

 まさにその通り。

 プロには気に入らない仕事を「変換」する能力が要るんだよな。
 勝利のため、脱皮のため、悟りのため……。名を残す人は変換が出来る人なんだと思う。

 ※単能は造語です
▲ by embryo_3 | 2006-01-30 09:58 | 語り
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